2013.09.01(日) 『 「稚内教会による福音書 」の新ページが始まる? 』

礼拝が始まるとここに置かれる、礼拝インターネット配信用の《ハイビジョンメモリームービー》ビクター製です。これからガンバッテもらいます。手軽に扱えるもので、脚立に設置するといい具合です(^^♪
礼拝が始まるとここに置かれる、礼拝インターネット配信用の《ハイビジョンメモリームービー》ビクター製です。これからガンバッテもらいます。手軽に扱えるもので、脚立に設置するといい具合です(^^♪


写真は稚内教会の礼拝堂に登場した、いわゆるビデオカメラ君です。victorの製品で、〈 ハイビジョンメモリームービー 〉というのが正式製品名のようです。

 

わたしたち、録画もお届けしますが、ライブ=生で配信するということを主眼に考えています。

 

とすると「録画」を意味する「ビデオ」という言葉はピッタリこないのだなぁと、今わたくし(牧師のもりです)気が付きました。

 

この日はまだ〈試行〉の段階ではありましたが、まずは、遠方の友に前日の土曜日電話連絡を入れて、「かくかくシカジカ、○○さん、パソコンの教会のホームページを開いて見て。今も礼拝堂の様子が見えるから・・・」とお伝えし、予行演習をしていたのです。

 

そしていよいよ日曜日。予定通り、インターネットを使って配信し始めたわけです。

 

礼拝後に、歌登(毎年、日本一低い気温を記録する地域)にお住まいの芳子さんから電話が入ったようです。「ちゃんと見えました。最初は画質が今ひとつだったけれど、説教からはしっかり見えました。先生も元気そうで(一ヶ月前の入院が頭にあるのでしょう)安心。最初にしては80点かな!」と。

 

いやー喜ばしい事だと思います。よくぞ始めることが出来たと、結構感慨深い思いがあります。

 

****************

 

ちなみに、この日の礼拝の録画もされていて(最初の20分程欠けていますが)、このHPのトップページ上を見ると【礼拝中継(試行中)】(現在は「礼拝ライブ」「礼拝録画」)という入口があります。そこからご覧になれますのでお時間のある方はどうぞ。

 

礼拝堂正面がレンガ調になっているため、画面のシマシマが少し見にくいかと思います。パソコンやビデオカメラは、そういうものを撮影するのが苦手だそうです。そのため、説教が始まって人物画大写しになっている時間帯の方がハッキリと画質の状態がきれいです。

 

一応ご報告。

 

****************

 

わたしたちの仲間の教会のひとつ、道北地区の士別教会では、数年来、礼拝を生中継していることを知っていました。

 

ほとんど同じ時間に礼拝をしているわけですから、士別教会の放送を生で見たことはわたしもありませんでした。録画を時々眺めてはぼんやりと考えていたのです。

 

稚内教会にも必要なのではないかなぁ。でもハードルが高くて無理なんだろうなぁと。良いことだと分かってはいても、色々な事情もあるし・・・と。

 

****************

 

しかし、6月末に横浜から遊びにやって来た、インターネット関連の仕事を専門にしているわたくしの甥っ子にポロッと相談しみると、驚きの言葉を彼は口にしたのです。

 

「うん、うん、うん。言ちゃん、appleのアイポッドミニだったら数万円で始められるはずですよ」と。

 

稚内北星学園大学のT先生にも実際に礼拝堂にお出で頂いて、アイポッドミニによるテストも真夏の夜に密かに(別に怪しいことをしたのではありませんが)行いました。

 

甥っ子に配信していたのですが、いやはや、驚いたことに見事に中継できることがその時、ハッキリと確認できたのです。

 

ただし、幾つかの理由から、数万円コースの採用は遠のきましたが、実現可能だ、ということが急に身近に感じられた瞬間でした。

 

****************

 

ほぼ、時を同じくして、何事にも前向きな姿勢を持ち、開拓精神に満ちておられる士別教会・難波真実牧師に相談。

 

難波牧師は、惜しみなく、幾つかの肝心なことを教えて下さったのです。

 

映像よりも音質。マイクやコードは絶対にケチってはいけない等々。難波先生的には、カメラは程ほどでよいそうです。パソコンへと配信が出来る入力・出力の穴などがありさえすれば。

 

もちろん教会の役員さんたちで相談をして決定の運びになったのです。教会の皆さんに指定献金の呼び掛けをすると、予算の半分近い額が集まりました。そして残額は、当初から申し出をして下さっていた篤志による指定献金によって満たされたというわけです。

 

すごいぞ稚内教会!

 

****************

 

わたしには充分な知識などございません。

 

ですから、購入の相談をした会社のスタッフとそのまた関係会社の方が足を運んで下さって、何とかこぎ着けられました。

 

写真ですと、とても立派そうに見える脚立(3000円程)にビデオカメラは設置されていますので、とても高価なものに見えるかも知れません。もちろん、千円、二千円というわけではないのですが・・・、まったく手が出ませんというようなものではございませんでした。はい。

 

いやいや、機能を考えるとこんなことが出来る便利なものが、○万円で手に出来るの?という感じです。

 

****************

 

ところで、稚内教会が託されている宣教あるいは伝道の対象範囲というのは、かなり広いものです。

 

オホーツク海沿いに、浜頓別町、さらに枝幸町。そして内陸に進んで、現在は枝幸町の一部ですが、歌登(旧・歌登町)。それぞれ100キロ、あるいは、130キロ離れています。130キロの距離。天気の良い季節で、普通にトイレ休憩などしながら車で出掛けると2時間半近く掛かります。

 

日本海側は、たとえば、先先週の礼拝には天塩町から礼拝出席して下さった求道中(要はまだクリスチャンではないのです)の親子が居られました。距離にして40キロはあると思います。

 

内陸は、豊富町、幌延町などがあります。それぞれ40キロ、70キロ離れた所です。会員、客員の方が居られます。

 

40キロ、70キロ、100キロはたいしたことがないと考える向きもあるかも知れません。しかし、当地は最北の町でございます。冬の厳しさは生半可なものではありません。

 

特に、真冬の道路事情は命が掛かっています。吹雪になれば前は見えません。道路は雪が踏み固められてしまい、アイスバーンも出てきます。

 

つまり通えないのですね。

 

****************

 

もちろん天気が良い季節もあります。ところが、お仕事柄どうしても無理があるのが、酪農家のクリスチャンや求道者の方々なのです。

 

乳牛農家の皆さん。わたしの知る限りでは、朝は5時前後からお仕事開始です。朝の搾乳などの作業終了は、大体10時前位のようです。

 

お昼を挟んでしばらく休憩されたり、春から夏にかけては、牧草の管理に汗を流されます。合間に用を済ますということもあるでしょう。

 

午後からのお仕事は4時頃から始まるはずです。夜空に〈流れ星〉や〈気象衛星〉を見ながらお仕事されると仰っています。終了は9時を過ぎる様子。

 

どんなに熱心な方でも、近所に教会がない限り、礼拝出席はよほどの覚悟というか段取りが無いと無理なのです。もちろん、仕事に差し障りが出てきます。酪農家は基本的には年中無休なのですから。

 

****************

 

このような事情がありまして、この度の礼拝ライブ配信の取り組みは始まろうとしているのです。

 

他にも、札幌、富良野、そして東京等にも会員はおられます。あるいは、ご病気で体力が弱っている方が、稚内教会のすぐお近くにお住まいの方でも幾人か居られます。

 

ということで、これからは、そうした方たちにも、礼拝のめぐみを届けられる可能性が生まれたわけです。

 

そういえば、わたしも先頃、日曜日を挟んでの入院経験をしたばかりです。たまたま近くの教会に外出許可を得ていくことが出来ましたが、院内の談話室の片隅には、パソコンのインターネットを使える環境が備えられていました。もう、そいう時代なんですね。

 

ということは、もしも同じような入院の場合は、次からは、日曜日の朝、「稚内のいつものみんなと一緒に礼拝にあずかる」ということが出来るようになるわけです。

 

あるいは、今では《スマートフォン》をかなり多くの方が持つようになりましたから(わたしは旧態依然のいわゆる「ガラパゴス携帯」でして、スマホはまだ遠い人です)、受信できる状態であれば、どこでも、いつもの兄弟姉妹と共に礼拝に準ずる時を過ごせるというわけです。

 

いやー、率直に言って、素晴らしいことが少し本気になれば可能だということがわかりました。

 

ここには写っていませんが、ある一定以上の機能(CPUの力が問題みたいです)を持っているパソコンが絶対に必要です。偶然、稚内教会では自由にノートパソコンを使える状況にあったということが背景にありましたので、このことも、推進の後ろ楯になったなぁと思います。

 

****************

 

最後に決定的なことを一つ。

 

この度のことを教会の役員会で話題にしたときに、わたしは提案の経緯や事情。そして、礼拝出席出来ずに悩んでいる方の存在を説明しました。

 

すると、ひとりの役員さんが声を上げました。「これって、伝道のためっしょ。やろう、おれが出すから」と。

 

結果的には、その申し出を受けて、教会のみんなにも協力を呼び掛けつつ、我ら役員も相応に協力しよう、という所に落ち着きました。

 

この度の取り組みは、目に見えないまだ見ぬ初めての方々へのサービスの意味合いも確かに含まれてはいます。

 

でも、何よりも重んじられていたのは〈 ひとり、ふたり、三人、五人 〉という、具体的な重荷を負う方々の存在なのです。お顔をしっかりと思い浮かべながら、事は動いていったというわけです。

 

****************

 

いやー、嬉しいです。

 

「伝道のためっしょ。やろう、おれが出すから」と声を上げたKさん。

 

毎日、たった一人の園児が、幼稚園バスのルートにはない、それなりに遠方の所から通園を希望しているのを受け、8時過ぎに教職員との祈りを終えると、園長自ら、ひとり園の車を運転してお迎えに行き、午後はまた、ひとりその子を送り届けておられます。

 

何も仰いませんが、ひとりの園児の存在に真摯に向き合う心と、この度の「伝道のためっしょ」の生き方は、根柢でしっかり結ばれていることを思わずには居られません。

 

ここに、『稚内教会による福音書』の新たなページが記され始めたのを、わたしは今感じているのです。end

新着ニュース

●最新情報は「教会ブログ」「写真館」がお勧め ^^♪ 「ブログ」の見出しはこの欄の一番下を参照。

 

☆日曜の礼拝

 教会がはじめての方、お引っ越しの方、旅の途中の方、一度だけという方、歓迎!

 

●【 速報 1】あかし U舘眞知子姉 『 ― 稚内へ ― 2泊3日の祝された旅 』(2/8 up)

  

 

アクセスカウンター
アクセスカウンター
アクセスカウンター