先週の半ば頃から、突如、春めいてまいりました稚内です。とは言え、日中もまだ、-3℃前後。夜中は更に下がりますよ。
本日も豊かな礼拝を捧げたのち、日本の各地に居られる親しい方々に週報などを発送する際のひと言メッセージ書きをして、みんなでおいしいお昼ご飯を囲みました。
写真では十分伝えきれないかも知れませんが、この日のお昼のメニューでございます。
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きょうのメインは、さて、何だったのでしょう!
実は、ふりかけご飯だったのであります。
それも、稚内からですと何千㎞あるでしょうね、島根県の沖合にある隠岐諸島・西ノ島から届いたふりかけ3種を、あつあつのご飯に程好くまぶして、おいしく頂いたのであります。
おいしかったですよ、ふりかけは【めかぶ、わかめ、うめ】の三兄弟セット。隠岐の珍味専門店-さくらや土産店さんのベストセラーのようです。
【ふりふりわかめ】は“天然ミネラルたっぷり!”
【梅の実 わかめ】は“紀州の梅使用”
【とろりんめかぶ】は本当に“とろりーーん”
基本的にわたしたち、ふりかけが大好きなのでは、と思います。ふりかけが嫌いな人、いますでしょうか?
「すまんが、ふりかけだけは勘弁してくれ」という声は聞いたことが在りませんね。
むしろ、お母さんが、頑張ってつくった惣菜には見向きもしないで、子どもさんが、「お母さん、ふりかけ出してよ」何てことが、世の中、ままあるのではないでしょうか。
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ところで皆さん。
島根県の隠岐諸島をご存知でしょうか。隠岐島だけが隠岐ではないのです。
隠岐諸島は、本州の北約50キロメートル沖にある、最大島の島後(どうご)と島群である島前(どうぜん)とからとその他の小島からなる諸島なんですよ。後鳥羽天皇・後醍醐天皇が流された地で、「大山(だいせん)隠岐国立公園」に属する風光明媚な地です。
その隠岐諸島の中の《西ノ島町》に、日本キリスト教団隠岐教会があり、稚内教会出身の宮田征牧師が担任牧師として仕えて居られます。
その隠岐教会の主任担任教師である、大野光信牧師から教会に届いたもの。それが、《隠岐西ノ島のふりかけ》だった、というわけです。
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話はさらに横道にそれます。
日本基督教団が毎年発行する『日本基督教団年鑑』という本には最寄り駅が載っているのですね。
それが隠岐教会の場合、【隠岐汽船別府港】となっております。さすが島にある教会。最寄りは港ですから、スゴイっショ。
ちなみに、稚内教会は【宗谷本南稚内駅】とあります。さらについでながら、『教団年鑑』のトップバッターを飾るのは、常に、わたしたち稚内教会です。永遠の一番バッターなのです<(`^´)>エッヘン。
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話題を元に戻しましょう。
本日のお昼御飯。もちろん、ふりかけ御飯もおいしかった。みんな食が進みました。
天下の丸美屋さんの、たとえば、「のりたま」も真っ青だと思います。
御飯にのっているお新香も素晴らしいのです。大根のうす黄色は、何と、カボチャで色付いたものとのこと。人参と共に絶妙の浸かり具合でした。
卵スープもさりげなく旨い。
写真のお皿、手前には特製Potatosalad、更に薄味の煮豆、そして、目立たなくて申し訳ないのですが、小皿の一番奥の鮭のマリネという、大満足のお昼御飯でございました。
当然、皆さん、にこにこです。
デザートには、賢子さんのお土産、帯広のお菓子屋さんというか、北海道の銘菓のひとつ、柳月(りゅうげつ)さんのバームクーヘン=三方六を頂き、みんな、心もおなかも満腹になりました。
横浜市からの長期出張で、稚内に滞在中のK兄も、皆で食べるお昼御飯嬉しそうでした。祥子さんからも、みんなで食べると美味しいね、との声。感謝でした。
隠岐教会の大野先生。この度は、ご馳走さまでございました。
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実は、3月26日(水)に、隠岐教会がその運営に深く係わっている、シオン保育園に、稚内教会のM田茂兄が、神さまのお導きのもと保育士としての働きのために招かれて、稚内を旅立つこととなりました。
茂さんのシオン保育園でのお働き、まずは一年間をめどでありますが、そのようなご縁というか、神さまによるお導きもありまして、この度の、《ふりかけ三兄弟》との出会いも与えらた次第です。
まずは、ふりかけで心を和ませて、ということで、これもまた、神さまのご計画だな、と深く感じている夜なのであります。end