月曜日、雪どけも進んだ宗谷。オホーツク海沿いを猿払、浜頓別、枝幸を抜けて、歌登での芳子さん宅での家庭集会に久しぶりに出かけることが出来ました。はい、牧師の森でございます。
あれこれ、意味深い交わりが与えられて嬉しい一日でした。
讃美歌を歌い、祈りを合わせ、今回は福音書の「最後の晩餐・主の晩餐」と「過ぎ越しの食事・過ぎ越し」(出エジプト記12章以下)を学んだのです。参加者の中には、すゑのさん92歳も居られ、時々、うんうんと声を出して下さって、一同、大いに元気付けられました。
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マジメな?語らいと学びを終えてから、芳子さんの姿が見えなくなりました。どうしたのかなぁ、と思っておりましたら、コンガリと良い匂いと共に登場したのがこれだったのです。
芳子さんお手製の《PIZZA》です。
いつもお宅で作っておられる、ということをお話しになっていましたが、ピザの生地から練って、叩いて、具を乗せて焼いて下さったもの。
わたくし、何とも言えない感動をじわーんと感じたのです。何に対してか。
写真のあかいろの焼き物にご注目下さい。これ何でしょうか?
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ブログをご覧の皆さんの中にも、「わたしもピザだっら、家で焼くわよ」という方は居られると思います。
が、「何でも乗せる」と確か仰っていた芳子さんのピザには、《かまぼこさん》が乗っておりました。皆さんは乗せたことありますか?
全体のお味は、本当、生地もさすがに手ごね・手打ち。
宅配ピザとは全く違って、必要以上に厚くもなく、とてもしっかりとした噛み心地。そして自然な味で満足だったのですが、この《かまぼこ君》の飾らないトッピング。
いいなぁと思いました。
シミジミと感動を思い出しております。
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生まれて初めてピザを見掛けたのは、確か、中学3年生の時。
F中サッカー部の先輩に、大分県大分市のど真ん中にある「竹町商店街」の某喫茶店に連れられて行った時でした。
「ピザ一枚お願いしますっ!」と先輩が注文。
しかし、「ぴざ」という言葉はわたしの辞書にはありませんでした。
いったい、それってなーにと思いながら待っていた「ぴざ」。
そして、ウエイトレスさんが運んで来たPIZZAを前に、「げんいちろう、お前も食べろ」と先輩に促されて、一体これはどうやって口に運べば良いのかと思いながら緊張したあの瞬間。
忘れられません。宮本さん、池田さん。
タバスコも初めて見ましたし、手で摘まんでとろけるチーズをホイッと口に運んだ時の大人になった気分は今も忘れられません。
もう既に、40年近く前となりました。
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というわけで、いつもながら、脇道にそれましたが、この日の歌登での家庭集会。とっても楽しく、笑顔での解散となりました。
92歳のすゑのさんも、楽しみに待っていて下さった様子。感謝です。1年前は、縣洋一神学生がショートメッセージをしてくれた懐かしい芳子さん宅での集いでした。
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満点の星空が広がる夜、軌道に乗った衛星がハッキリと肉眼で確認できるとお聴きしていますから、ぜひ、元気がある夏の夜に、出かけてみたいなと思います。
その節は、お言葉に甘えて、泊まらせて頂こうかなと思います。
皆さま、何でも乗せちゃう我が家のピザ。倣ってみてはいかがでしょう。自然体でほんといいものだなと感動いたしました。次もまたお願いします、と申したくなる美味しさでありました。
芳子さん、お心遣いを含めて、ほんと、ごちそうさまでした。end
※下に写真3枚添えます。よろしければClickどうぞ(^^♪