稚内、金曜日の夜から、春の吹雪が襲いました。どうやら全国ニュースでまたまた流れたようですが・・・・。
写真は4月6日(日)の教会玄関です。
桜が満開、あるいは、「もう葉桜ですよ」というような関東以西の皆さんには想像もつかないと思いますが・・・・この朝、稚内教会のに礼拝出席された皆さん、ほぼ、長ぐつかそれに近いものを掃いての礼拝出席となりました。
完全な雪解けは、4月末位なのでしょうか。
わたしの暮らす牧師館の横には、北海道の教職員住宅があります。
転出されたお二方に代わって、北見、美唄から引っ越して来られた方たちのお宅に走りました。金曜日の夜のことです。
「たぶん、明日は除雪車が入って来ますから、自動車の位置に気をつけて動かしておいてください」と伝言です。
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翌日のことです。
稚内教会には、3年前に福岡から引っ越してこられたご婦人がおられます。ご婦人は、教会の前の道路を挟んで向かいにある三角屋根の十字架が壁についているお宅のにお住まいの方なのですが、土曜日の午後、圧雪路の凍結にちょっと気を緩めたときに、思いっきり転倒。
左手首をボキッと骨折されました。
いやぁー、本当にお気の毒です。入院手術が決定のようです。
教会の辺りは、お豆腐屋さんが回ってきて販売してくれるのです。久しぶりにそれに気がついたご婦人は、その笛の音に気がついて、慌てて外に出て行かれたようです。いつもは気をつけていたのに、一瞬忘れてしまうことがあるんですよねぇ。
十字架が外壁についた家って一体どこ・・・・牧師館にお住まいのご婦人でした(=^_^;=)
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前述の、思いがけないスッテンコロリンの影響で、利尻昆布バザーの品物の出荷が少しばかり遅れそうであることを、福島県喜多方市のご婦人宛に連絡メールを入れました。
するとこんなお返事が。
【 やってしまいましたか。今年の冬は 本当に手首の骨折のニュースが多い年です。(わたしのお店の)お客様も三人さん、皆さん手首で、それもお歳の方ではなくて、働き盛りの女性です。昆布は 何時でも大丈夫ですよ。奥さまを 大切になさって下さいね】
うーん、福島県喜多方市もかなり雪が深そうです。
かつて、喜多方の教会で牧師をしていた、わたしの神学校の同級生(父のような年齢の方、先頃隠退)のお連れ合いも、確か、二度骨折とお聞きしたことがあったような。
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他にも思い出しました。1月には、札幌にお住まいのお友達からこんなメールが。稚内教会の礼拝ライブ配信を見ましたよ、ということのついでに、メモしておられたものです。
【私は見事に落ちたのです・・・穴に・・・あれは1月26日の礼拝からの帰り道でした。すごい吹雪の日で 足元がまったくみえず・・ど派手に穴に足をとられ転倒! 足首に激痛が走ったので『やばい!』と思ったのですがいつまでも腫れがひかず・・・仕事にも行けないので整形外科に行きレントゲン撮影にて『骨折していて2週間の安静です』とあっさり冷たい医師の言葉・・・(≧д≦)】
等という声も届いておりました。
うーん、雪国の冬は各地ともキビシイですね。日曜日の夜は、表通りに、プロドライバーが運転するトラックが立ち往生していたりして、かなり危険な一日でした。
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今は、吹雪も通り過ぎ稚内も晴天。さすがに、もう吹雪は来ないと思いたいですが、何が起こるかわからない、というのも本当であります。
近郊の方でもご苦労された方が居られるかな、と想像します。万が一お怪我されている方は、本当にお大事にしてくださいませ。それではごきげんよう。end
【追伸】
怪我をされたご婦人。牧師館に飛び込んで来られたお豆腐屋さんが指さされた方向を見たとき、バタンと倒れていました。ほぼ気絶状態の痛みだった模様です。
申し上げたいことは以下であります。
ボキンと骨が折れることに関連して、受難節・レントというイエスさまのみ苦しみを覚える季節がちょうど今ですから、主の十字架上の苦しみのことです。
イエスさまも足をボキッと折られた、という言い伝えがあります。
まさに、悶絶というか・・・他にも釘がドスンと打たれたこと等を考えると、むごい苦しみが襲ったことを改めて思ったということであります。これでおしまいです。